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ふげんのきまぐれぶろぐ

ゲーム、漫画、小説、日記等について、きまぐれに書いています。

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孟嘗君

2009.06.29/Mon/08:20:00

講談社文庫 宮城谷昌光さん著書の孟嘗君の紹介です。

宮城谷昌光さんですが、中国春秋戦国期の小説をこれ以外にも沢山書いてます。
私の知るだけで8本、中には同じ話を別の人物からの切り口で書いたものもあり、このあたりの話が相等好きなんだと思います。

さて、肝心の孟嘗君ですが、中国春秋戦国時代に斉の宰相の子として生まれるも、出生直後に五月五日生まれは不吉とされて捨てられてしまいますが、その後再び斉の宰相の子として認められ、魏や斉の宰相を務めるまでになります。
 孟嘗君の前半は幼少時代に、あわや殺されるところだった、赤子の田文(孟嘗君)を育てた白圭と呼ばれる人物を中心とした話になっています。
後半は、前半の間に成長した田文が、孟嘗君と呼ばれ宰相っを勤める話が中心です。

でも、個人的には、前半の主役である白圭さんの話がいいですね。
白圭さんの活躍が読みたくてついつい読み進めてしまいます。

白圭(はくけい)さんは最初は風洪(ふうこう)という名前でした。
学はありませんでしたが、剣の腕が立ち、非常な幸運の持ち主で、積荷の護衛をさせれば、その積荷は必ず無事に届けられました。

大物の風格があり、威風堂々とした人物だったので、憧れの人物像といった感じですね。
積荷の護衛を頼む商人達も風洪を尊敬し、跡取りに欲しいと考える人が多かったとされています。

その後、学問を学び、商人となってからは白圭(はくけい)と名乗るようになりました。
ちなみに、奥さんも、翡媛(ひえん)という名前でしたが、翠媛(すいえん)としています。

改名は、それまでの人生と決別し、心も新たに生まれ変わって生きるということのようです。
剣に生きる人生に疑問を感じていましたが、ある時、師(名前は失念)と出会い、以後、商人となった際での決断です。

もっとも商人とはいえ、最後には国政を左右するほどの有力商人にまで成長しますので、さすが大人物というところです。

白圭を取り巻く人間関係ですが。

白圭の妹(風麗)は後宮に上がっており、白圭の妻(翠媛)は、白圭の妹に使えていた宮女です。
当然、彼女らは国でも指折りの美人でありました。

義理の弟(公孫鞅、風麗の夫)はのちに秦の宰相となり、秦に富国強兵策を施し、秦の躍進の基礎を作った人物です。

白圭の友人は有名なる孫臏(そんぴん)であり、孫臏が殺されそうになるところを救出したのが、白圭でした。
また、田文(孟嘗君)は幼少を白圭に育てられた後に、孫臏に預けられて兵学を学ぶと共に、後に宰相の子として認知されるための足がかりとしています。

このほかにも、魅力的な人物が沢山おり、綺羅星のごとき人間関係を築いています。

一介の浪士であった人物が、ここまですごい人間関係を築くとなると、空想上の人物だろうなぁとは思いますが、事実関係は調べておりません。
なんにしても、非常に魅力的な人物ですので、それで十分です。

後半の主役となる?田文(孟嘗君)ですが、妾の子であり縁起が悪いと出生直後に捨てられたとはいえ、その後、白圭を見て育ち、孫臏を師としておりますので、非凡な人物として書かれています。
田文は実在の人物ではありますが、白圭は実在していないと思うので、このへんの話はこの小説特有の解釈でしょう。

宰相の子として認知されたあとは食客の世話を任されるが、仁義に厚く聡明な彼は、たちまち食客達の人気者となり、食客達の助けもうけて、家督継承の順位が低かったにもかかわらず、跡取りとなった。
(この小説では、跡取りではなく、代わりに薛を任され薛公とされたのだったかも)
その後、家を出て薛公となる以降宰相となった後まで、そのときの食客が彼を助け続けることとなります。

と書いていて、田文のパートを書くだんになると、明らかに私のテンションがトーンダウンしているのを感じます。
ということで、この小説は孟嘗君の時代背景を元とした白圭さんの活躍を楽しむ小説として読むのが1番かと思います。

白圭最高です!!。^^

PS
しばらく前に読んだため、人名の忘れや記憶があいまいな点がありますが、ご容赦を。
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カテゴリ: 小説
テーマ: 文学・小説
ジャンル: 小説・文学
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